
パッションフルーツは、南アメリカ大陸原産のトケイソウ科トケイソウ属の多年生つる性植物で、
果実が食用として利用されています。
果実を切り、果肉を種子ごとスプーンですくって食べるか、ジュースや加工品として利用します。
味は濃厚で、酸味があり、さわやかな香りが魅力的な南国果実です。


現在は加温及び無加温ハウスで栽培されていますが、
試験の結果、露地栽培も可能であることが分かりました。
露地栽培の方法は挿し木した苗を5月頃に定植し「逆L字仕立て」で整枝します。この方法は高齢者や女性でも容易に交配や収穫作業を行えます。確実に結実させるため、人工授粉を行います。
結実した果実は袋掛けし、落果したら収穫します。

完熟すると自然落果するため基本摘み取りは行われていませんが、タイミングが合えば収穫体験ができます。

果皮全体がよく着色し、手に持つとずっしり重く感じる果実を選びましょう。小さく、軽く、果皮の色が薄いものは食味が劣ります。
室温(20~25度)で保存すると酸味が減少し、おいしくなります。10~15度で保存すると長く品質が保てます。10度以下では酸度が減少しにくいので、おすすめできません。保存中に果皮がシワになったものは酸味が減少し、食べやすくなります。
果実を包丁で食べやすい大きさに切って、なかの果肉をスプーンで食べます。果実が丸く、転がりやすいので、果実をしっかり押さえて切りましょう。黒い種子もそのまま食べることができます。 食べる数時間前に冷蔵庫に入れ、冷やしてから食べると、とてもおいしく食べられます。